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大学病院で働く精神保健福祉士専門性と活動

寒い日が続きますね精神保健福祉科 戸次です

12月3日に京都府立医科大学附属病院 精神科・心療内科 精神保健福祉士 池上先生に「大学病院における精神保健福祉士の仕事」と題してご講演を頂きました

大学病院での仕事の実際から実践を通して得てきた「気づき」や「醍醐味」など、分かり易くお話頂きました

更に、地域活動として摂食障がい者のサポートの紹介

NPO法人として活動している「SEEDきょうと」のお話がありました。

医師と当事者だけでなく、家族も含めて生活に根ざした様々な回復に向けての取り組みが必要と、家族教室や家族会、当事者グループ、またもっと摂食障がいを知ってもらうための講演会やシンポジュウムの開催など幅広い活動の紹介と実際の支援について、参加者一同、話に引き込まれるほど興味深いものでした。

 

厚生労働省の2011年の調査によると、摂食障がいで医療機関を受診しているのは推計12000人ほど。外出せず、自宅に閉じこもる患者も少なくなく、厚労省は「潜在的な患者はかなり多い」とみています。

若い女性に多い拒食症や過食症といった摂食障害の治療や生活支援の体制整備が徐々に進んでいますが、まだまだ足りないのが現状です。当事者や家族の孤立を防ぐ取り組みとして、「SEEDきょうと」の活動内容の話は大変貴重なものとなりました

 

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