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秋の養生法 ~食~ 秋は「肺」の疲れに注意して!!肺をうまく働かせる食べ物とツボをご紹介★★★

こんにちは!鍼灸科教員の安藤です

最近は暑さも和らぎ、だいぶ涼しくなってきましたがみなさん元気にお過ごしでしょうか?

今回は久しぶりに東洋医学の観点からのお話をしたいと思います。

このの季節、みなさんにとってはどのような季節でしょうか

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食欲の秋

スポーツの秋

読書の秋

芸術の秋

このようにいろいろな「○○の秋」と言われますが、

とあるネット上のランキングでは、「食欲の秋」を思い浮かべる人が多かったそうです。(少し古い情報ですが…)

その他の順位が気になる方はこちら→http://ranking.goo.ne.jp/ranking/category/004/domestic_VJ9Iwt08EUXt_all/

そんな食欲の秋であるこの時期

東洋医学的にはどのように過ごしていくと良いか、特に食事に関するお話をしていこうと思います

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この秋の時期は、夏の間に溜まった疲れを解消して身体を整え、寒い冬を元気に過ごすために大切な季節と考えられています。

さらに、東洋医学では秋は空気が乾燥するため、

乾燥を最も苦手とする「肺」の不調に注意が必要だと説いています。

「肺」は秋になるとよく働き、疲れが出やすい時期であるとも言われています

「肺」の疲れ…

ピンと来ないかもしれませんが、

乾燥により

咳が出る

喉が痛くなる

皮膚が乾燥する

などの症状は東洋医学的には肺がうまく働いていないことによる症状なのです

このような症状が出ずに、これからの時期を元気に過ごすためには肺の働きを活発化することが重要であると考えられています

では、肺をうまく働かせるためには

何が良いかといいますと…
秋の季節の野菜を摂ることです

例えば、

サツマイモ、サトイモ、タマネギ、ナス、ニンジン、ダイコン、レンコン、ゴボウ、などです

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また、乾燥予防には、身体を冷やさないこともポイントです。

冷たい飲み物の摂取を控えたり、上記の野菜類を蒸したり、スープにしたり温かくしていただきましょう。

ただし、いくらバランスのよい食事でも食べすぎには注意してくださいね!

最後!!

肺の働きの活性化に効くツボを紹介します

「尺沢(しゃくたく)」

肘を曲げたときにできるシワの外側(親指側)にあるツボです。
下の写真の赤い丸がついているところです!
咳が出るときやのどの痛みにも効果があります!

Image

ぜひ試してくださいね!!

みなさん、体調には気を遣いながら元気に冬を向かえましょう

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