前回のブログでも少し紹介させてもらいましたが、
以前働いていたことのある福島県へ。
というわけで社会福祉科 戸次です。
久しぶりの喜多方ラーメン。11年間の思い出もたくさんありますが・・・
今年で東日本大震災から3年目を迎えます。
以前住んでいたアパートの近くの公園は普段、子どもたちの遊び場として、ママ友たちがよくおしゃべりする憩いの場として、そんな光景があるはずですが。芝生がはがされ、未だ除染作業が行われていました・・・
ニュースなどでも伝えられていますが、資材や人材が不足し、なかなか復興が進んでいないという現実がここにはあります。
震災時、私はソーシャルワーカーとして病院勤務をしていました。
行政や医療保健機関、福祉施設などの機能がマヒし、
情報が全く入ってこない状況下で、患者が押し寄せ、中には親を、妻を、子どもたちを・・・目の前で津波に奪われたと悲痛な思いを吐露していたことを・・・。
ソーシャルワーカーとして、その思いに寄り添い、受け止め、悲しみを乗り越える支援を行っていたことを、今でも鮮明に思い出します。
社会福祉科のオリエンテーション(→様子はコチラ)でも当時のお話をさせていただきましたが、
この時の経験をもとに、ソーシャルワーカーだからこそできることや、緊急時の支援についてみなさんに伝えていくことができればと考えています。