~第11回~ 誰かの「ありがとう」につながる制服「スクラブ」
病院や医療ドラマでよく見かける、
カラフルで動きやすそうなユニフォームのことを
「スクラブ」といいます。

この「スクラブ」は医療の現場で働くスタッフが着ている大切な制服です。
スクラブは、シンプルで動きやすく、清潔さを保ちやすいことが大きな特徴です。
また、患者さんに安心感を与える効果もあり、色やデザインは職種や病院の雰囲気に合わせて選ばれています。
さらに、ポケットが多いので検査に必要な小物を持ち運ぶのにも便利です。
視能訓練士も、そのスクラブを着る医療のスペシャリスト。
視力に悩む人や、見えにくさに不安を抱える人の「見える毎日」を支える、目のエキスパートです。
患者さんとしっかり向き合い、「見えるって嬉しい」「ありがとう」と笑顔をもらえる
――そんな瞬間の連続が、この仕事のやりがいです。
スクラブを身につけることは、医療の一員であるという自覚を持つ大切な瞬間でもあります。
私も初めてスクラブに袖を通したとき、「自分も医療の一員になるんだ」と実感が湧いたことを覚えています。
誰かの「ありがとう」につながる制服「スクラブ」は医療のプロとしての誇りと自信の証です。
 
  
  
   
  
   
   
   
  
  
 