こんにちは!言語聴覚科の野村です。
前回のブログで言語聴覚士は他の医療分野の職種(例えば看護師や管理栄養士や歯科衛生士)と重なる部分が多いというお話をしましたね。他職種同士の連携において「コーディネーター」的な役割を果たすこともあるということ、そして看護師さんとのかかわりについてご紹介しました。
今回はその続きということで、栄養管理のプロ・管理栄養士さんとのかかわりについてご紹介します!
言語聴覚士と管理栄養士さんとの連携
「食べること」って、毎日の楽しみですよね。
でも、病気や年齢によって、食べることが難しくなる人もいます。
そんなとき、言語聴覚士(ST)と管理栄養士さんがタッグを組んで、食事をサポートします。
STは「飲み込みの力」や「口の動き」をチェックして、「どんな食べ物なら安全に食べられるか」を考え管理栄養士さんに相談します。一方、管理栄養士さんは「栄養バランス」を考えたり、STの評価にもとづいて「食事の形」を調整してくれたりします。
たとえば、かたいごはんが食べにくい人には、やわらかく炊いたごはんやおかゆを提案したり、むせやすい人にはとろみをつけたスープを作ったり。
さらに、「見た目もおいしそうにしたい」という気持ちを大切にして、彩りや盛り付けにも工夫を加えます。「食べることが楽しみになった」と笑顔を見せてくれたとき、STも管理栄養士さんも、心からうれしくなります。
「この人が、楽しく、安全に食べられるように」
そんな思いを共有しながら、STと管理栄養士さんは一緒に食事の時間を支えています。

京都医健ならではの学び
京都医健の言語聴覚科では、言葉や聞こえ、食べることに困っている方をサポートする言語聴覚士を目指して、基礎から専門分野までしっかり学べるカリキュラムが整っています。少人数制の授業で、先生との距離も近く、わからないことをすぐに相談できる環境が魅力です。
そして何よりの特徴は、京都で唯一「言語聴覚士」「理学療法士」「作業療法士」のリハビリ3職種が同じ学校に揃っているという点。
授業やイベントで他学科と関わることで、チーム医療の大切さや他職種との連携が自然と身につき、将来現場に出たときに自信を持って活躍できる力になります。
国家試験対策や現場での実習も充実しており、実践力と合格力の両方が身につくのが京都医健の言語聴覚科の強みです。
「人と関わる仕事がしたい」「医療や福祉に興味がある」「リハビリの仕事に関わりたい」という高校生の皆さん、
京都で言語聴覚士を目指すなら、チーム医療を学べる京都医健へ!
詳しくはオープンキャンパスに♪