病気やケガなどで、身体に障がいを負った方に「運動療法」と「物理療法」によるリハビリを提供します。
理学療法により、人間の「立つ・座る・歩く」といった基本動作の回復を図ります。
体を動かすことで筋力や運動機能の回復などを図る治療法です。
患者様の状態や目的によって様々な運動療法を使い分けます。
- 関節可動域運動
- … 柔軟性を回復するための運動です
- 筋力増強運動
- … 低下した筋力を回復する運動です
- 筋持久力運動
- … 運動を持続するための運動です
- バランス運動
- … 平衡感覚を取り戻す運動です
温めたり冷やしたり、また電気刺激などを加えながら、身体状況を改善する治療方法です。主に痛みを和らげたり、リラクゼーションを得たりするために行います。
- 温熱療法
- … 患部を温め、血行・代謝を促進します
- 寒冷療法
- … 捻挫などの初期に腫れがある場合、患部を冷やします
- 電気療法
- … 患部に電気を流すことで、筋が萎縮するのを防ぎます
- 水治療法
- … 水の浮力や水流を利用し、運動効果を得ます
病気やケガなどで身体や精神に障がいのある方に対して「作業活動」や「日常動作訓練」によるリハビリを提供します。
作業療法により日常生活に必要な応用動作の回復を図ります。
トランプ、将棋、パズル、輪投げ、体操、音楽など
ゲームは複雑な思考や動きを必要とすることが多く、自然と脳が刺激され、これまでできなかった動きや、他の感覚機能が開発される側面もあります。
編み物、陶芸、絵画など
手芸・工作活動を行うと、本人が興味を持って取り組め、訓練と意識しないうちに作業に必要な複雑な動作が回復できていることがあります。
食事、着替え、入浴、家事、身だしなみなど
日常生活で自分ができることを少しでも増やしていくための活動を行います。
理学療法士・作業療法士の主な職場はどちらも病院や福祉施設で、リハビリテーションチームとして連携を取りながら働いています。
他にも、スポーツ分野や企業など幅広い分野で活躍しています。
- 医療施設（主に病院）では対象となる年齢や病気、障害、状態に合わせた施設で、様々な段階の治療・訓練を行います。
- 福祉施設では障がいを持っていても、自分の力で自分らしく生きるための手段を指導します。
医療人として豊かな人間性を備え、卒業後、即戦力となる人材を育成。京都医健だからできる教育があります。
- 豊富な実技授業
- １年次からしっかりと実技授業を行うので、技術が身につき、座学の理解も深まります。
- プロの講師陣
- 大学や病院からの講師など各分野のプロの授業。
現場経験も教育経験も豊富な理学療法士と作業療法士が、担任としてしっかりサポートします。
- 万全の国家試験対策
- 1年次から小テストや模擬試験を実施、
4年間で段階的に丁寧に学んでいきます。
